
【NQNニューヨーク=岩本貴子】8日のニューヨーク外国為替市場で円相場は反発した。前日比60銭円高・ドル安の1ドル=109円20~30銭で取引を終えた。米長期金利が低下し、日米金利差の拡大を手掛かりとした円売りの勢いが後退した。
米連邦準備理事会(FRB)の金融緩和が長期化するとの見方から、長期金利は前日比0.05%低い1.62%を付けた。8日発表の週間の米新規失業保険申請件数は74万4000件と、増加幅は市場予想(69万4000件)を上回った。米労働市場への楽観論がやや後退したこともドル売りにつながった。
円の高値は109円00銭、安値は109円32銭だった。
円は対ユーロで小幅に続伸した。前日比10銭円高・ユーロ安の1ユーロ=130円15~25銭で取引を終えた。
ユーロは対ドルで反発した。前日比0.0045ドル高い1ユーロ=1.1910~20ドルで終えた。米長期金利の低下で欧米金利差の拡大が一服するとの見方から、ドル売り・ユーロ買いが広がった。
ユーロの高値は1.1928ドル、安値は1.1872ドルだった。
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