
具体的には、同型のエンジンで別の試験の測定値を使用したり、実際には試験をしていない推定値を使ったりしていたということで、このうち、ディーゼルエンジンでは、経年劣化した際に排ガスに含まれる成分が国内の規制値を超えることも確認されたとしています。
該当するエンジンを搭載したフォークリフトは、先月末までに16万台近く販売されたということで、会社では出荷を停止するとともに、すでに販売した分の一部はリコールなどの対応を検討することにしています。
また、この問題を受けて、豊田鐵郎会長と大西朗社長が、6か月分の月額報酬を辞退するということです。
大西社長は記者会見で「関係者の皆さまに多大なご迷惑をおかけすることになり、深くおわびを申し上げます。再発防止に全力をあげます」と陳謝しました。
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