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【NQNニューヨーク=横内理恵】27日の米株式市場でダウ工業株30種平均はもみ合いで始まり、午前9時45分時点は前週末比39ドル87セント安の3万1460ドル81セントで推移している。米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締めへの警戒感が相場の重荷となっている。半面、四半期末に向けて投資家の資産配分見直しに伴う買いが入りやすいとの見方が相場を支えている。
ダウ平均は前週に1600ドルあまり上昇したが、FRBなど主要国の中央銀行の急激な利上げが景気悪化を招くとの投資家の懸念には変わりがなく、相場の底入れはまだ先との見方が多い。
今週は月末と四半期末が重なり、機関投資家の資産配分見直しに伴う買いが入る可能性が意識されている。市場では投資家の現金比率が積み上がっており、株に向かいやすいとの見方がある。
米長期金利の指標である10年債利回りは27日朝に3.2%前後(前週末終値は3.13%)に上昇する場面があり、高PER(株価収益率)のハイテク株の一角が売られている。一方、製薬のメルクなどディフェンシブ株が買われている。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は3営業日ぶりに反落して始まった。
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