
大発会の東京株式相場は反発。今年の世界景気も回復が続くとの期待が強まり、リスク資産に資金が向かった。年初の取引でストックス欧州600指数や米S&P500種指数が最高値を更新。米アップルの時価総額は世界で初めて3兆ドルを一時突破した。半導体関連を含む電機株に買いが入り、自動車株も高い。米長期金利が1.6%台に急伸し、保険や証券、銀行といった金融株も値を上げている。
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市場関係者の見方
野村アセットマネジメントの石黒英之シニア・ストラテジスト
- 景気回復が続くとの見通しが広がる中で米国株が上昇し、きょうの日経平均株価は200ー300円ほど上げて2万9000円台を回復するのではないか
- 年内3回の米利上げを織り込みながら株価が上昇しているのは金融相場から業績相場にシフトしていることを示す。米金融当局が利上げに踏み切っても業績で乗り越えられると投資家は見込んでいる
- きょうは幅広い業種に買いが入る。米国市場ではアップルやテスラなどハイテク株が高く、日本でも半導体や電子部品株などに買いが入りそうだ。米長期金利が上昇し、金融株も強いだろう。自動車株もサプライチェーンの改善や外国為替の円安基調を好感した買いが入りやすい
東証33業
上昇率上位 | 輸送用機器、精密機器、証券・商品先物取引、海運 |
下落率上位 | パルプ・紙、陸運、不動産 |
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