東京株式市場でTOPIXは前日の終値近くで推移している。新型コロナウイルス変異株の感染拡大が経済活動を抑制する影響は限定的だとの見方から買い優勢で始まったものの、前日まで連日で上昇したため勢いは続かなかった。景気回復への期待から電機や精密機器、機械株は上昇。半面、前日に上げの目立った海運株は値下がりし、陸運や保険株も安い。
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市場関係者の見方
JPモルガン・アセットマネジメントの前川将吾グローバル・マーケット・ストラテジスト
- 欧米でコロナ感染による景気への懸念が落ち着く中で株式相場は上昇した。ただ上値を追う勢いは乏しく、様子見ムードも出て売りも出やすい
- オミクロン変異株の重症化リスクの低さは相場に織り込みが進んできた。日本では市中感染が増え、短期的には相場が不安定になる懸念がある
- 来年の米金融政策の不透明感からの買い控えムードもある。来年3月の利上げや量的引き締め(QT)などへの言及がウォラー理事以外のFRB高官からも出てくるのかを確認したいと考える投資家は多い
三菱UFJモルガン・スタンレー証券の藤戸則弘チーフ投資ストラテジスト
- 新型コロナ経口薬はファイザーに続いてメルクも米国の認可が出て、株式相場にはプラスアルファの好材料だ
- 全世界に行き渡るようになればコロナが収束するとの期待感が出て、感染拡大によるダメージが大きいとみられてきた業種が値上がりしやすい
- 景気敏感株に買いが入りクリスマスラリーのムードが出てきた米国に合わせて、日本もニューイヤーラリーの期待感まで高まれば、日経平均は2万9000円台を回復するだろう。ただ連日上昇したため同水準では利益確定売りも出て、もたつく可能性は高い
東証33業種
| 上昇率上位 | 精密機器、サービス、機械、電機、金属製品、その他製品 |
| 下落率上位 | 保険、陸運、電気・ガス、海運、パルプ・紙、建設 |
背景
- オミクロン株、 入院リスクはデルタ株より最大70%低い-英当局
- メルクの コロナ経口薬にFDA使用許可-妊娠中は控えるよう警告
- 米耐久財受注は予想上回る増加、企業は生産性と生産能力の向上に投資
- 【 米国市況】株3日続伸、S&P500種は最高値-景気への楽観強まる
- ドル・円相場は1ドル=114円台前半で推移、前日の日本株終値時点は114円18銭
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