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日産、20年4~9月最終赤字3299億円 世界販売不振 - 日本経済新聞

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日産自動車は12日、2020年4~9月期の連結最終損益が3299億円の赤字(前年同期は653億円の黒字)だったと発表した。カルロス・ゴーン元会長の拡大路線による競争力低下やコロナ禍を受けた世界での販売不振が響いた。21年3月期通期は最終損益が6150億円の赤字を見込むとした。中国などでの販売復調を踏まえ、従来予想(6700億円の赤字)から赤字幅が縮小する。

午後5時から20年4~9月期の連結決算の記者会見をオンライン形式で開いた。販売復調の見通しやゴーン路線転換への構造改革の進捗、仏ルノーと三菱自動車との日仏連合を巡り、内田誠社長兼最高経営責任者(CEO)らがどのように説明するかが注目された。日経電子版では内田社長らの発言をタイムライン形式で取りまとめた。

【午後5時15分】「世界市場、9月は前年並みに届いている」

内田社長は自動車市場の動向を説明。「コロナ下のなか、グローバルで自動車市場は拡大している。9月は前年並みに届いている」と説明した。地域別では「中国では全体需要いが前年を超えている。米国では9月は前年並み。日本は(前年に)届いていない」と述べた。販売動向の特色としては「中国は4月以降、前年より販売台数を伸ばしている。中国は世界でCASEをリードする国の1つ。コネクテッドカーは200万台以上販売した」と話した。

【午後5時2分】「構造改革策、着実に進行」

内田社長は冒頭、「コロナ対策に従事する全ての人に感謝したい。従業員とその家族、サプライヤーなどのステークホルダーの安全を最優先にしていく。事業を成長軌道に乗せる(構造改革策を盛り込んだ)『日産ネクスト』を発表した。それから6カ月が経ったが、着実に進行している」と話した。

【午後5時】オンライン決算会見が始まった。

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