
日産自動車は主力のスポーツカー「フェアレディZ」の試作車を公開しました。
新型コロナウイルスの影響を受ける中、ブランドを代表する車を一新し、業績回復のきっかけにしたい考えです。
「フェアレディZ」は初代モデルの発売から50年余りで180万台以上が生産された、日産を代表するスポーツカーです。
16日公開されたのは、12年ぶりとなる新型車の試作モデルです。
初代モデルなどを連想させるデザインをふんだんに取り入れつつ、V型6気筒のガソリンエンジンを搭載し、運転席のメーターなどは最新のデジタル技術を使ったディスプレーが使われています。
オンラインで開かれた会見で内田誠社長は「スポーツカーは日産の精神そのもので、構造改革でも重要なモデルだ。新しい世代のお客さんにも楽しんでもらいたい」と述べ、早ければ来年度の販売を目指しています。
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