
米連邦準備制度理事会(FRB)は20日、急ピッチの利上げ後に複数の銀行が破綻して以降、2度目となる金融安定報告(FSR)を公表。根強いインフレや米オフィス市場における巨額損失の可能性、一部銀行での資金調達圧力といったリスクに対する懸念を警告した。
今年起きた銀行破綻は、数週間に及ぶ銀行株の乱高下につながり、規制当局は シグネチャー・バンクと シリコンバレー銀行(SVB)の保険対象外の預金者を保護するという異例の措置を強いられた。
リポートでは、預金のフローはそれ以来、銀行セクター全般で安定したと説明。「しかし保険対象外の預金や他の要因を巡る懸念を反映し、一部の銀行は引き続き資金調達圧力に直面している」と続けた。
原題: Fed Flags Concerns About Inflation Pressures, Office Market(抜粋)
からの記事と詳細
https://ift.tt/tD3J6Kl
ビジネス
Bagikan Berita Ini
0 Response to "FRB、インフレ圧力やオフィス市場を巡る懸念を警告-金融安定報告 - ブルームバーグ"
Post a Comment