
来年春の運航再開に向けて、8日、大分県に納入されたばかりの「ホーバークラフト」の1番船が初めて一般に公開され、その姿を一目見ようと多くの家族連れなどが訪れました。
イギリスで建造された「ホーバークラフト」の1番船「Baien」は、先月24日に大分県に到着し、8日、県に納入されました。
10日は、国東市にある大分空港で、今月20日の空の日を前にしたイベントが開かれ、この中で「ホーバークラフト」の1番船が初めて一般向けに公開されました。
空港に隣接する発着場に展示された1番船は、全長25メートル余り、重さがおよそ108トンあり、訪れた人たちは記念写真を撮ったり、さまざまな角度から眺めたりして大きさを実感していました。
大分市と大分空港を結ぶ「ホーバークラフト」は、利用客の減少により2009年に終了しましたが、県は、来年春の運航再開を目指して準備を進めていて、実現すれば15年ぶりの復活となります。
両親と訪れた大分市の3歳の男の子は「かっこいいので乗ってみたいです」と話していました。
また、大分市から訪れた60歳の男性は「思っていた以上に大きくてびっくりしました。以前のホーバークラフトの最後の日を見に行っていたこともあり、復活は感慨深いです」と話していました。
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