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【米国市況】国債利回り上昇、雇用統計を受け追加利上げ観測-円下落 - ブルームバーグ

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7日の米金融市場では国債が下落(利回り上昇)。金融政策の影響を受けやすい2年債の利回りは一時、約4%に達した。同日発表された米雇用統計が堅調な内容だったことを受け、追加利上げ観測が強まった。

国債 直近値 前営業日比(bp) 変化率
米30年債利回り 3.61% 5.7 1.61%
米10年債利回り 3.39% 8.6 2.59%
米2年債利回り 3.98% 15.0 3.91%
    米東部時間 11時59分

  米2年債利回りは前日比15ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)ほど上昇。3月の米雇用統計では、非農業部門雇用者数が市場予想を上回る前月比23万6000人増。平均時給は前年同月比で伸びが鈍化し、失業率は低下した。 

米雇用者は堅調なペースで増加、失業率低下-5月利上げの道開く (4)

  ペン・ミューチュアル・アセット・マネジメントのポートフォリオマネジャー、ジョージ・シポローニ氏は「今回の雇用者数の数字は労働市場の堅調さを引き続き示唆しているが、予想に比べた伸びは米金融当局が劇的に方向を変えるほど大きくなかった」と指摘。「賃金上昇率は予想通りだった。当局が現在の道筋から離れざるを得ないほどの内容だったとは思わない」と述べた。

  7日はグッドフライデー (聖金曜日)の祝日のため、現物株市場は休場だった。株式の先物はニューヨーク時間午前9時15分で終了。S&P500種株価指数の先物は上昇した。米国債市場も同正午までの短縮取引。欧州市場も大半が休場だった。

  金利スワップ市場では雇用統計の発表後、次回5月の連邦公開市場委員会(FOMC)会合での0.25ポイント利上げ予想が高まった。

5月の米利上げ観測高まる、予想より強めの雇用統計で-円は下落

  外国為替市場では円が対ドルで下落。雇用統計の発表後に円安方向に振れ、一時は1ドル=132円38銭を付けた。

為替 直近値 前営業日比 変化率
ブルームバーグ・ドル指数 1226.29 0.62 0.05%
ドル/円 ¥132.23 ¥0.45 0.34%
ユーロ/ドル $1.0905 -$0.17 -0.16%
    米東部時間 15時47分

 

原題: US Futures Rise, Bonds Slide on Solid Jobs Data: Markets Wrap(抜粋)、Treasuries Slide After Jobs Data, End Short Session Near Lows(抜粋)

 

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