債券相場は上昇。日本銀行の国債買い入れオペ通知を受けて買いが優勢となっている。10年債の需給がひっ迫する中でも、政策修正後の金利抑制姿勢を堅持しているとの見方が出ている。
日銀は午前10時10分の金融調節で国債買い入れオペを予定通り通知した。残存期間3年超5年以下が5750億円、5年超10年以下は6750億円、10年超25年以下は3000億円、25年超は2000億円。日銀は2023年 1-3月の1回当たりオファー金額と同程度の規模で実施すると事前に 通知していた。10年国債を0.50%の利回りで無制限に買い入れる指し値オペも引き続き通知した。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券の鶴田啓介債券ストラテジストは、「いずれの年限のオペもレンジの中央値で、3-5年が前回から減額されたのは5年金利の気配値が低下しているため正常化したのだろう」と言い、「10年債のモノ不足感が強い中、市場機能が悪化しているが、金利抑制の手を緩める姿勢を見せなかった」と指摘した。
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