米小売売上高は8月、市場予想に反して増加した。7月分は下方修正されて減少となった。歴史的な高インフレの中で、モノに対する消費者の需要は広範囲に持ちこたえているが、鈍化の兆しも示唆される内容となった。
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ガソリンを除いたベースでは0.8%増加した。これらのデータはインフレ調整をしていない。
Resilient Consumer
US retail sales data shows demand holding up despite high inflation
Source: Census Bureau
8月は13カテゴリーのうち、8つで増加。自動車ディーラーの伸びが特に目立った。家具店や健康用品店、無店舗小売りでは減少。ガソリンスタンドは燃料価格の下落を反映し、前月に続いて大幅減となった。
食品価格の上昇を映して、食料雑貨店は0.2%増加。この統計唯一のサービス分野である飲食店は1.1%増と、4月以来の大幅な伸び。7月は減少していた。
国内総生産(GDP)の算出に使用される飲食店と自動車ディーラー、建材店、ガソリンスタンドを除いたコア売上高は、ほぼ横ばい。7月は0.4%増に下方修正された。
統計の詳細は表をご覧ください。
原題: US Retail Sales Unexpectedly Rise After Drop in Prior Month(抜粋)、US Aug. Retail Sales Rose 0.3%, Above Estimate(抜粋)
(統計の詳細を追加して更新します)
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