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FRB会合議事録 ”利上げペース緩めることが適切になる可能性” - nhk.or.jp

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アメリカの中央銀行にあたるFRB=連邦準備制度理事会が2回連続で0.75%という異例の利上げを決めた先月の会合の議事録が公表されました。参加者たちがインフレを抑えこむため金融引き締めを強めていけばある時点で利上げペースを緩めることが適切になる可能性があるという認識を共有していたことがわかりました。

FRBは記録的なインフレを抑えこむため先月の会合で政策金利を0.75%引き上げることを決めました。

前回の会合でも1994年以来およそ27年半ぶりに0.75%の利上げを決定していて、2回連続で大幅な利上げに踏み切るという異例の対応となりました。

17日に公表された議事録によりますと参加者たちは物価の上昇率は依然として極めて高い水準にあるとしてインフレを抑えこむために金融引き締めを続けるべきだという認識で一致していました。

一方、さらに金融引き締めを強めていけばある時点で利上げペースを緩めることが適切になる可能性があるという認識についても共有していたことがわかりました。

ただ具体的な時期や手法は示されておらず、市場では今月25日からワイオミング州のジャクソンホールで開かれる予定の恒例のシンポジウムでパウエル議長が今後の利上げの方針についてどのように言及するかに関心が集まっています。

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