
星野リゾートは19日、大阪初進出となる新ホテル「OMO7(おもせぶん)大阪」(大阪市浪速区)の内覧会を開いた。ホテルスタッフが大阪ミナミの観光名所「新世界」を案内する街歩きツアーの実施などで、観光客の獲得を狙う。22日に開業する。
ホテルは地上14階建てで、客室数は436室。一部の部屋には2段ベッドを導入するなどカジュアル感も出した。宿泊料金は1泊1人1万2000円から。老舗旅館やリゾートホテルの再生案件を数多く手掛けてきた同社にとって、この規模の新築は初めてという。

ホテル敷地内の約7600平方メートルの芝生エリア「みやぐりん」で6月末までの夜間にたこ焼きや地ビールを振る舞うほか、外壁を発光ダイオード(LED)の光で花火を表現して盛り上げる。また、館内に新世界の串カツ店やホルモン料理店、同市西成区の立ち飲み店を紹介する地図を掲示し、「ディープな大阪」を紹介する。芝生エリアは日中に一般にも開放する。
ホテルはJR新今宮駅の北側に位置し、駅南側には日雇い労働者の街として知られる「あいりん地区」(西成区)が広がる。大阪市が市有地にホテル誘致を計画し、2017年に事業者に選ばれた。関西国際空港やJR大阪駅などとの交通アクセスが良く、周辺に通天閣といった観光資源が多いことも進出の決め手となった。【小坂剛志】
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