【NQNニューヨーク=川上純平】28日のニューヨーク外国為替市場で円相場は反発し、前日比10銭円高・ドル安の1ドル=114円75~85銭で取引を終えた。このところ円安が進み、心理的節目の115円に接近したことから利益確定の円買い・ドル売りが優勢となった。
円の上昇は小幅にとどまった。新型コロナウイルスの変異型「オミクロン型」の感染拡大が経済活動の停滞を招くとの懸念が和らぎ、28日の米長期金利が小幅に上昇したことは円売りを促した。円の高値は114円71銭、安値は114円88銭だった。年末で市場参加者は少なく、値動きは限られた。
円は対ユーロで7営業日ぶりに反発し、前日比30銭円高・ユーロ安の1ユーロ=129円80~90銭で取引を終えた。
ユーロは対ドルで反落し、前日比0.0015ドルユーロ安・ドル高の1ユーロ=1.1305~15ドルで取引を終えた。
ユーロの安値は1.1290ドル、高値は1.1332ドルだった。
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