
米テスラが電気自動車(EV)の大規模リコールを実施することが30日、分かった。トランクの開閉の不具合などが理由。米道路交通安全局(NHTSA)によると、対象は47万5千台超に上る。テスラが一度に行うリコールとしては過去最大で、2020年の世界販売台数に匹敵する規模だ。世界的な環境規制強化を背景にEV販売で快走を続けているが、最近は安全性が懸念される問題も目立っている。
リコール対象は、17~20年式の量販車「モデル3」と、14~21年式の高級セダン「モデルS」。それぞれ35万6309台、11万9009台。モデル3は、後方確認用カメラのケーブルが損傷し、運転席のディスプレーに画像が表示されなくなる可能性がある。モデルSはボンネットが突然開いて運転手の視界を妨げ、衝突の危険性を高める恐れがある。
テスラは21年2月、運転席のディスプレーの不具合で約13万5千台をリコール。「オートパイロット」と呼ばれる運転支援システムについても、緊急車両への衝突事故を起こしたとしてNHTSAが21年8月に正式調査を開始した。(共同)
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