
東京株式相場は反落。前日までの日経平均株価が2日間の累計で900円以上値上がりし、利益確定を狙った売りが優勢になった。前日に値上がりの目立った電機や機械株が安い。一方、新型コロナウイルスのオミクロン変異株への懸念は和らぎ、経済再開銘柄は上昇。空運や陸運株などが値上がりし相場を下支えしている。
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市場関係者の見方
セゾン投信運用部の瀬下哲雄運用部長
- 前日までオミクロン変異株の不安が一気に後退した反動が出ている。株式相場が上がりきった後に好材料が不足している印象だ
- 米金融政策への警戒感も相場の重しになっている。米金融当局が少しタカ派となっていることから市場はインフレ圧力の程度を注視しているため、引き締めの方向にさらに動けば相場の調整は避けられない
野村証券の伊藤高志シニア・ストラテジスト
- 2日前から株価は大きく戻しているため、利益を確定する売りが出るだろう。それでも、きのうの米国市場のように売りをこなしながら前日比で若干高く取引を終えるとみている
- オミクロン変異株が確認された時から急落した分を埋める流れは続く。変異株に感染しても症状が小さいと伝わり、追加接種の効果などの情報も加わっている
東証33業種
上昇率上位 | 空運、ゴム製品、情報・通信、倉庫・運輸、陸運 |
下落率上位 | 金属製品、繊維、機械、電機、その他金融 |
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