
イオンは14日、100円ショップ大手キャンドゥを買収すると発表した。株式公開買い付け(TOB)などでキャンドゥ株の51%を取得し、子会社化する。イオングループの商業施設にキャンドゥの出店を増やし、新たな収益源に育てる狙いがある。
TOBは15日から11月24日まで実施し、キャンドゥ1株あたり2700円で買い付け、約37%を上限に取得する。買い付け額は約160億円。その後、キャンドゥ社長らの資産管理会社の買収や2回目のTOB(1株2300円)などで、出資比率を51%に引き上げる。キャンドゥの上場は維持する。
イオンは総合スーパーの業績が低迷し、成長を見込める事業を探してきた。グループは食品スーパーやドラッグストアなど多くの業態を抱えており、100円ショップの出店で集客増につながると判断した。
100円ショップ業界は日本経済がデフレ時代に入った1990年代半ば以降、急成長した。近年は出店の余地が限られ、競争は激化。キャンドゥは、「ダイソー」を展開する大創産業やセリアといった大手に水をあけられており、イオン傘下で生き残りを図る。
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