
[東京 9日 ロイター] - <14:02> 日経平均は安値もみあい、先高観根強く下げ渋り 日経平均はきょうの安値圏でもみあい。利益確定売りに押されて徐々に水準を切り下 げた。東証1部の値下がり銘柄数は前引け時点比で増加し1575。ただ、2万9900 円台前半では押し目買いが入り、下げ渋っている。市場では「連騰後でもあり、売りが出 やすいが、先高観も根強く底堅い印象」(国内証券)との声が聞かれる。 <12:35> 後場は3万円割れで始まる、SQ算出控えて見送りムードも 後場寄り付きの日経平均は3万円を割り込んで始まった。ただ、すかさず押し目買い が入り、徐々に小戻す動きとなっている。その後は3万円前後の水準で推移。市場では「 メジャーSQ(特別清算指数)算出をあすに控えているため、後場は一段と見送りムード が強くなりそうだ」(国内証券)との声も聞かれる。 <11:40> 前場の日経平均は9日ぶりに反落、高値警戒感から利益確定売り 前場の東京株式市場で、日経平均は前営業日比139円88銭安の3万0041円3 3銭となり、9日ぶりに反落。前日までの上昇が急で高値警戒感から利益確定売りが優勢 の展開となった。ただ、押し目買い意欲も強いことから、崩れる気配も感じられず、3万 円台を維持する格好で弱もちあいとなっている。TOPIXも反落した。 8日の米国株式市場は下落。新型コロナウイルスのデルタ変異株が景気回復を頓挫さ せるという警戒感に加え、米連邦準備理事会(FRB)のテーパリング(量的緩和の縮小 )開始時期を巡る不透明感が重しとなった。 これを受けて朝方は売り優勢の展開で、3万円を割り込んで始まったものの、その後 は押し目を買う動きが出て3万円を超えた水準で一進一退。これまで米国株式市場が安い 時でも日本株は底堅いこともあったことから「海外株安が材料ではなく、前日までの急な 上昇に対する警戒感から利益確定売りによる一服」(国内証券)との見方が多い。 一方、商いは引き続き活発化しており、利益確定売りが順調に消化されている様子。 明日はメジャーSQ(特別清算指数)の算出日となるが、商いが膨らんだ状態にあること から、これに絡んだ波乱は起きないとの見方も出ている。 市場では「テクニカル面で過熱感を示す指標が多いため、利益確定売りが優勢になっ ている。ただ、一方では買いニーズも強いため、相場全体が崩れる雰囲気にはならない」 (雨宮総研・代表の雨宮京子氏)との声が聞かれた。 TOPIXは0.48%安で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆4605 億7300万円となった。東証33業種では、空運業、ゴム製品、機械などが値下がりす る一方、電気・ガス業の上昇が目立つ。 個別では、ソフトバンクグループ 、レーザーテック が反落し、トヨ タ自動車 もさえない。半面、東京電力ホールディングス 、キッコーマン など内需系銘柄に上昇するものが多かった。 東証1部の騰落数は、値上がりが687銘柄、値下がりが1380銘柄、変わらずが 117銘柄だった。 <10:55> 日経平均は弱もちあい、警戒感から利益確定売りが先行 日経平均は弱もちあい。3万円を超えた水準で一進一退となっている。これまでの急 な上昇に対する警戒感から、利益確定売りが先行する格好だ。前日は日経平均終値と25 日移動平均線との乖離率が7%以上となるなど、テクニカル面では過熱感を示す指標が目 立つ。 市場では「これまでの急速な戻りを考えれば、ここでの一服は自然な動きだ。依然と して商いが膨らんだ状況にある点から、利益確定売りが消化されているとみられ、強い基 調を維持していると言える」(国内証券)との声も聞かれた。 <10:05> 日経平均は3万円近辺で一進一退、値がさ株や景気敏感株が軟調 日経平均は3万円近辺を推移している。指数寄与度の高いソフトバンクグループ<998 4.T>、ファーストリテイリング が軟調となり日経平均の重しとなっているほか 、景気敏感株も総じてさえない展開となっている。 市場では「米国で発表された地区連銀経済報告(ベージュブック)で、新型コロナの デルタ変異株の感染拡大による経済活動ペースの鈍化が確認された。これが嫌気され景気 敏感株が軟調となっている」(国内証券)との声が聞かれた。 米連邦準備理事会(FRB)は8日に公表したベージュブックで、米経済成長は7月 初旬から8月にかけて「緩やかな」ペースにやや減速したとの認識を示した。デルタ株の 感染拡大に伴い、外食、旅行、観光が大部分の地区で抑制されたことが要因となったとし た。 午前10時現在の東証1部売買代金は9292億2600万円。東証33業種では、 ゴム製品、機械、鉄鋼、その他金融業、非鉄金属などの25業種が値下がり。電気・ガス 業、海運業などの8業種は値上がりとなっている。 <09:10> 日経平均は反落スタート、米株安を嫌気 3万円近辺でもみあい 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比222円00銭安の2万9959 円21銭となり、反落して始まった。8日の米国株式市場で主要3指数が下落した流れを 引き継ぐ格好となった。その後は下げ幅を縮小し、現在3万円近辺でのもみあいとなって いる。 東証33業種では、ゴム製品、情報・通信業、証券業、その他金融業などの25業種 が値下がり。電気・ガス業、食料品、海運業などの8業種は値上がりとなっている。 個別では、ソフトバンクグループ が2%超安。テルモ 、アサヒグル ープホールディングス などはプラス圏でしっかり。 <08:45> 寄り前の板状況、ホンダとソフトバンクGが売り優勢 市場関係者によると、寄り前の板状況は、ホンダ 、ソフトバンクグループ<9 984.T>が売り優勢、トヨタ自動車 、ソニーグループ 、キヤノン 、東京エレクトロン が売り買い拮抗。 指数寄与度の大きいファーストリテイリング 、ファナック は売り買 い拮抗。 メガバンクでは、三菱UFJフィナンシャル・グループ が売り優勢、三井住 友フィナンシャルグループ 、みずほフィナンシャルグループ は売り買い 拮抗となっている。 東証第1部出来高上位50銘柄 東証第1部値上がり率上位50銘柄 東証第1部値下がり率上位50銘柄 日経225先物 SGX日経225先物 TOPIX先物 日経225オプション 株式関連指標の索引ページ 関連アプリ:インデックスムーバー(リフィニティブEIKON検索ボックスで“IMO”と 入力) (
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