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先週末NY市場で見られたドル安円高の流れがさらに強まる=東京為替前場概況 - みんかぶFX

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先週末NY市場で見られたドル安円高の流れがさらに強まる=東京為替前場概況

 東京外為市場、ドル円は先週末NY市場で下値を支えた109円台半ばの水準を割り込んでドル安円高が進行した。先週末のNY市場でミシガン大学消費者信頼感指数の予想外の弱さを受けてドル売りが進み、ドル円は110円台前半から109円50銭台まで下落。週明けも軟調地合いが続き、朝方にNY市場の安値を割り込んで109円51銭前後まで下落を見せた。109円台半ばの買いを崩しきれず、その後いったんは109円75銭前後まで買い戻しが入る場面が見られたが、上値の重さが意識され、その後再びドル売り円買いの動きが強まると、109円台半ばを割り込んで109円33銭前後まで値を落とした。

 今月発表された米雇用統計の好結果などを受けて、米国の早期テーパリング期待が強まり、早ければ今月のジャクソンホール会議でのテーパリング開始示唆を経て、次回9月のFOMCで開始を決定するのではとの思惑が広がっていた。デルタ株による新型コロナの感染拡大が米国でも広がっているが、雇用統計などの指標に対する影響が限定的なものにとどまり、景気回復の動きが続いていることが、楽観論を支えていた。しかし、消費者マインドはここにきて一気に警戒感を強めている状況が先週末の指標で示されたことで、行き過ぎた楽観論に対する調整の動きが広がっている。

 ユーロドルは1.18台での買いに慎重。先週末NY市場に続いて1.18台を付ける動きも、先週末の高値に届かずもみ合いとなっている。もっとも1.1790台での推移が続いており、下値しっかり感は強い。

 ユーロ円は129円割れを付ける動き。リスク警戒の動きが広がる中、円高の動きが優勢となっている。

 豪ドル/ドルは0.7350台での推移と、対ドルでも軟調。リスク警戒の動きが資源国通貨売りにつながっている。対円での下げもきつく一時80円30銭台まで。先週末のNY市場で81円台での買いに慎重姿勢が見られたことで、売りが出やすくなっている面も。

MINKABU PRESS 山岡和雅

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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