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東京株式相場は大幅反発。景気減速懸念で低下していた米長期金利が上昇し、投資家の心理が改善した。金利上昇が業績にプラスに働く銀行や保険など金融株が上昇。電機や自動車などの輸出関連、鉄鋼や化学などの素材株も高く、東証33業種全てが値上がりしている。
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市場関係者の見方
東海東京調査センターの平川昇二チーフグローバルストラテジスト
- 米長期金利が3月末にピークを付けてから続いていた調整期間が終わり底打ち、中国が緩和の方向に向かったことが株式市場にとってプラス
- 五輪の無観客開催で、五輪後のデルタ変異株拡大の懸念がなくなるのはプラス。むしろ緊急事態宣言したことが7、8月のコロナ感染者を減らす可能性がある効果もプラスに働くだろう
上昇率上位 | 機械、非鉄金属、金属製品、建設、その他金融、倉庫・運輸、卸売 |
下落業種 | なし |
背景
- FRB、経済の回復完了まで「強力な支援」継続-金融政策報告
- 中国人民銀、緩和姿勢に転換-予想超える幅で預金準備率引き下げ
- 9日の米国株は反発、S&P500は金融銘柄中心に上昇し1.1%高
- 米国10年債利回りは1.36%と7ベーシスポイント(bp)上昇
- ECB ラガルド氏、今月中のガイダンス変更を予告-22年に新措置も
- ドル・円相場は1ドル=110円台前半で推移、前営業日の日本株終値時点は110円00銭
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