Monitors display Coinbase signage during the company's initial public offering (IPO) at the Nasdaq MarketSite in New York, U.S., on Wednesday, April 14, 2021. Coinbase Global Inc., the largest U.S. cryptocurrency exchange, is set to debut on Wednesday through a direct listing, an alternative to a traditional initial public offering that has only been deployed a handful of times.
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg
仮想通貨交換業者コインベース・グローバルが14日に米ナスダック市場に上場し、時価総額は一時1000億ドル(約10兆9000億円)を超えた。それを受け暗号資産の世界で浮上したのは、次はどの企業かという疑問だ。
2兆2000億ドルの規模を持つ仮想通貨市場では、暗号資産融資のスタートアップ企業 ブロックファイと暗号資産取引業者 クラーケンの米2社が株式公開を検討しているとされる。ビットコインやイーサなどのデジタル資産は今週最高値を更新し、数年前なら一笑に付されたであろう可能性の高まりを後押ししている。
仮想通貨ATMを米国で展開するコインフリップのベン・ワイス最高経営責任者(CEO)は「コインベースの株式上場で最大の影響は、業界に正当性をもたらしたことだ」と指摘。「クラーケンやブロックファイも近い将来、株式公開を目指しているといううわさもある」と語った。

仮想通貨分析会社メッサーリの調査責任者エリック・ターナー氏によれば、仮想通貨関連で次に米国市場で株式公開する企業は定評ある顧客を持つ必要があるという。
ターナー氏は「クラーケンや、米国市場での株式公開に支持を得られる企業」こそ、投資家が次に注目すべき部分だと指摘。コインベースのナスダック上場で仮想通貨交換業者のバイナンスなどの企業価値が高まったと述べ、「世界中の仮想通貨交換業者の価値が再評価された」と付け加えた。
銀行は長年、仮想通貨は実体がなく犯罪者向けだとして敬遠してきたが、コインベースの上場に注目していることは確かだ。
ウェドブッシュのアナリスト、ダン・アイブス氏は14日に顧客向けリポートで、コインベース上場は「暗号資産業界にとって重要な分岐点であり、歴史的イベントだ。投資家の今後の関心を見極めるため、ウォール街も注視するものだ」と指摘した。
コインベース上場、時価総額1000億ドル近辺-株価は急伸後に下落

原題: Coinbase Floats All Crypto Boats With Wall Street on Notice(抜粋)
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