
30日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は、前日終値を挟んで小幅な動きとなっている。足元では前日とほぼ同水準の2万9300円台後半で推移している。きょうは3月期末の配当権利落ち日であり、日経平均は前日終値から配当落ち分の178円程度下押しされる。この影響から朝方は売りが先行した。
ただ、上昇に転じる場面もあるなど、底堅い。29日の米株式市場でダウ工業株30種平均が過去最高値を連日で更新した。バイデン米大統領が同日記者会見し、4月19日までに米国民の成人の90%が新型コロナウイルスのワクチン接種を受けられるようになるとの見通しを示した。ワクチン普及に伴う経済活動の正常化を期待し、主力株に買いが入った。
国内でも経済正常化への期待が支えとなり、業種別の東証株価指数(TOPIX)では空運や海運、鉄鋼が高い。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)はともに反落している。
Jフロントやファストリが高い。川崎汽や商船三井、郵船などが堅調だ。一方、日本郵政、長谷工が安いほか、ソフトバンクが下げている。野村も軟調。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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