日経平均株価２％近くに下落率拡大、日銀ＥＴＦ購入はＴＯＰＩＸ型に - ブルームバーグ

walmartnewsblogs.blogspot.com

1日を始める前に押さえておきたい世界のニュースを毎朝お届け。ブルームバーグのニュースレターへの登録はこちら。

19日午後の東京株式相場は日経平均株価が下げ幅を急拡大、ＴＯＰＩＸは上昇に転じた。日本銀行が金融政策決定会合で上場投資信託（ＥＴＦ）の買い入れをＴＯＰＩＸ型のみに変更することを決めたことで、指数が対照的な動きになっている。

ＴＯＰＩＸは前日比2.07ポイント（0.1％）高の2010.58－午後１時半現在 日経平均株価は335円66銭（1.1％）安の２万9881円09銭

〈きょうのポイント〉

日銀、10年金利の変動許容幅を上下共に0.25％ポイント程度に ＥＴＦ買い入れ、ＴＯＰＩＸに連動するもののみに 米国債利回り上昇、10年債1.75％に上昇－インフレ観測急速に広がる ＮＹ原油先物、半年で最大の下げ－景気と需要の回復に不透明感

　　金融会合を終えた日銀は午後、ＥＴＦ買い入れについて「今後、指数の構成銘柄が最も多いＴＯＰＩＸに連動するもののみ買い入れることとする」と発表した。また、年間約12兆円の上限を維持したが、約６兆円の原則については削除した。

　　三井住友ＤＳアセットマネジメントの市川雅浩チーフマーケットストラテジストはＥＴＦ購入について、年間約６兆円の原則を削除したことは上限は維持しつつも柔軟な買い入れを続けるということであり、引き締め方向にはならないとのメッセージを伝えるための工夫だとみている。

• 東証33業種では情報通信、精密機器、電機、サービスが下落率上位
• 輸送用機器、銀行、保険、海運、鉄鋼は上昇

Let's block ads! (Why?)

からの記事と詳細
https://ift.tt/3cOpZ8V
ビジネス

Bagikan Berita Ini