【神奈川】横浜市立新橋小学校(泉区)の3年2組の児童たちがスマートフォン向けアプリを開発した。クイズやゲームを通じて新型コロナウイルスの感染防止策を紹介するものだ。よりよいアプリを作り上げようと取り組む子どもたちの原動力となったのは、担任のある告白だった。
アプリの名は「みんなの命を守ろう大作戦」。2月5日にリリースされてから約1カ月経った今月8日、使い心地や改善点を話し合うための授業があった。
「4年生になるまでのあと2週間で、改良できそうなことはなんだろう」。担任の藤井隆志教諭(46)が問いかけた。
「妹や弟でも読めるように漢字にルビをつけたい」「海外の人も読めるようにできないかな?」
続々と手があがるなか、藤井さんは言った。「思いやりにあふれた視点で、いいね」
プロジェクトの始まりは昨年9月にさかのぼる。コロナの感染拡大が続くなか、命の大切さを伝えたいと藤井さんが発案した。なぜマスクをするの? 誰の命を守るため? そんな問いかけをもとに、児童がコンテンツを考えた。
友達と肩を組んだり、ふれ合って遊んだりしてもいいか。大きな声を出してもいいか……。学校生活や自宅で気をつけたいことを○×ゲームや3択問題にした。正解すると子どもたちの声で「ピンポーン!」と流れる演出つきにした。
アプリのなかの「幸せ見つけ」と題したコーナーでは、日常の幸せを大事にしようと呼びかける。「いっしょにのりこえよう!」「イライラしたら歌を聞こう!」などのメッセージもある。文字も絵もすべて児童が描いた。
子どもたちのコンテンツをアプ…
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