
9日午前の東京外国為替市場で円相場は上昇した。12時時点は前日17時時点に比べ55銭の円高・ドル安の1ドル=104円93~94銭だった。これまで円安・ドル高を主導してきた米長期金利上昇の一服感が意識され、円を買い戻す動きが優勢になった。利益確定目的のドル売りも出た。104円台を付けたのは2月4日以来。
9~12時の円の高値は104円92銭近辺、安値は105円22銭近辺で、値幅は30銭程度だった。
もっとも、現在の水準から一段と円高が進むとの見方は多くない。「米国の追加経済対策で米景気が回復するとの期待は根強く、上値では個人投資家の円売りも活発」(FX会社)との声がある。
円は対ユーロでも上昇した。12時時点は同25銭の円高・ユーロ安の1ユーロ=126円75~76銭で推移している。ユーロは対ドルで上昇した。12時時点は同0.0039ドルのユーロ高・ドル安の1ユーロ=1.2079ドル近辺で推移している。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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