
【第1部】午前の日経平均株価は前営業日比99円30銭安の2万7344円87銭、東証株価指数(TOPIX)は11.90ポイント安の1792.78と、ともに下落した。新型コロナウイルス感染拡大を受け、政府が緊急事態宣言の再発令を検討していることが嫌気された。出来高5億4066万株。
【第2部】小幅高。ツインバードが急騰し、Abalanceも上伸した。半面、ファーマフーズが値を下げた。出来高1億0584万株。
▽401円安から下げ幅縮小
大発会となった4日午前の東京株式市場は強含みで取引が始まった後、下げ足を急速に速めた。しかし、下値では買い戻しや押し目買いが入り、前引けにかけて相場全体が下げ渋りに向かった。日経平均株価は昨年大納会終値に比べ401円85銭安い2万7042円32銭まで下落した後、下げ幅を縮小した。
朝方は昨年末の米国株高を好感して買いが優勢だったが、寄り付き直後に「政府が首都圏に緊急事態宣言を発令する方向で調整中」と報じられると、短時間のうちに大型銘柄や株価指数先物を中心に売り物が急増した。ただ、株価が下落すると下値での買い注文が急増し、日経平均は心理的な節目とされる2万7000円を維持した。市場では「厳しい経済活動制限が打ち出されない限り、株式市場の急落は考えにくい」(銀行系証券)との指摘があった。
225先物は2万7010~2万7660円で推移した。オプション1月きりのうちコールは総じて甘く、プットは権利行使価格の高い銘柄がしっかり。(了)
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