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米ジョージア州で5日、連邦議会上院2議席の決選投票が行われ、東部時間午後8時(日本時間6日午前10時)すぎまでに全ての投票所で投票が締め切られた。接戦のため投票結果はすぐには予測がつかない状況。上院の勢力を決する選挙とあって投票率は記録的な水準となり、現職大統領と次期大統領が そろって現地入りするなど全米の関心が集まっている。
約310万人が期日前投票を済ませ、5日も一部の郡で多くの有権者が投票所に足を運んだと報じられている。不在者投票が多数に上るため、接戦の場合、全ての集計作業を経て当選者が確定するには数日かかる可能性もある。
ジョージア州の選挙当局者、ガブリエル・スターリング氏によれば、どの程度の接戦になるか次第ではあるが、規模が小さめの郡は5日夜に集計が終わる見通しで、大半の郡でも6日午後までの完了が見込まれている。
試されるトランプ氏とバイデン政権の命運
今回の選挙はトランプ大統領にとって、共和党内での求心力を維持しているかどうかが試される場だ。同氏は同州での不正選挙を根拠なく主張しており、2日にはラッフェンスパーガー州務長官に同州での敗北を覆すのに必要な票を「探し出す」よう約1時間の電話で要求していた。
一方、バイデン次期大統領にとっては、政策運営の命運を握る選挙と言える。民主党が2議席とも獲得すれば上院勢力は共和党と50議席で並び、採決で賛否同数の場合にはハリス次期副大統領が上院議長として決定票を投じる権利を持つ。共和党現職が1議席でも維持すれば上下両院はねじれ議会となり、バイデン氏は自身が掲げる政策課題の実現に難しいかじ取りを迫られる。

アトランタ市内の投票所
写真家:ダスティンチェンバーズ/ブルームバーグ
共和党現職デービッド・パーデュー氏(71)は、ドキュメンタリー映画製作者の民主党候補ジョン・オソフ氏(33)と票を争う。同じく共和党現職のケリ-・ロフラー氏(50)の相手は、故マーティン・ルーサー・キング・ジュニア氏が牧師を務めていたアトランタの教会の牧師ラファエル・ウォーノック候補(51)だ。
民主党候補が勝利すれば、同州では20年ぶりに同党から上院議員が選出されることになる。ウォーノック氏が当選すれば同州初のアフリカ系上院議員となる。
ケネソー州立大学の政治学者カーウィン・スウィント氏は「議会の勢力が1つの州での2つの選挙で決するのは記憶にない」と述べた。
原題: Georgia Is Too Close to Call With Biden Agenda, Senate at Stake(抜粋)
(更新前の記事で見出しと本文を「決選」に訂正済みです)
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