日本国内の経済を回すという趣旨の元に2020年7月に始まった「GoToトラベルキャンペーン」ですが、10月1日からは東京都民や東京発着も対象となりました。そんななか、現在SNSなどで話題沸騰なのが、泊まり込みで運転免許を取得する「合宿免許」が対象となっていることです。これにより、約30万円近い教習費用が最安値で13万円台になるというのです。GoToトラベルを活用した合宿免許とは、どのようなものなのでしょうか。
合宿免許がGoToトラベルの対象に!?
2020年7月からスタートした「GOTOトラベルキャンペーン(以下、GOTOトラベル)」。当初は東京都民や東京発着が対象外だったものの、同年10月1日から対象となりました。
そんななか、GoToトラベルに泊まり込みで運転免許を取得する「合宿免許」が対象となり、SNSなどでは大きな話題を呼んでいます。

GoToトラベルは、旅行代金の2分の1相当額を国が支援する事業で、旅行代金の35%の支援額分が割引きになり、15%が地域共通クーポンとして付与される制度です。
例えば、旅行代金が20万円だった場合、まず35%の7万円が割引きとなり、支払金額は13万円になります。
これに加え、15%の3万円が地域共通クーポンとして付与。ちなみに、地域共通クーポンのお釣りは出ません。
そして、直近で話題となっているのが、インター・アート・コミッティーズが「ファミリーマート」を中心に展開している「合宿免許ワオ(合宿免許WAO!!)」です。
合宿免許が最安値で13万円台から参加できるプランを発表しています。
紹介されている最安プランは、旅行代金の総額が20万4600円のプランで、35%が引かれると支払金額は13万2990円に。さらに、15%の3万1000円分の地域共通クーポンがもらえるという内容です。
MT車のプランは追加で1万725円が必要とのことですが、それでも15万円以下に収まる「激安」価格として、話題を呼びました。
しかし、2020年9月28日現在、申し込みが殺到したことで新規の申し込みを一時停止。今後の申込み再開については、ホームページ上でアナウンスがあるとしています。
GoToトラベル効果でオーダーストップが掛かるほどの注目を集めていますが、なぜこれほど話題を呼んでいるのでしょうか。
首都圏の旅行代理店スタッフは以下のように話します。
「SNSなどで話題となった以降、合宿免許プランについて、GoToトラベルが適用されるかどうかの問い合わせはかなり増えました。
費用を安く済ませられることはもちろん、旅行をすることの免罪符になっているのではないでしょうか。
地方へ新型コロナウイルスの感染拡大を助長するのではという意見はありますが、弊社のような旅行代理店だけでなく取引先の教習所さんからも、今回のことは助け舟になっていることは確かです。
今は申し込みをストップしている窓口がほとんどですが、早めに再開できるように各所で努力しています」
※ ※ ※
たしかに、同じ遠出をするにしても、単に「遊び」で旅行をするより「学び」として合宿免許に参加する方が気が楽なのかもしれません。
今回のGoToトラベルを活用した合宿免許は、コロナ禍で移動が制限された人々が、徐々にこれまでの生活を取り戻すキッカケとなり得ます。
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