中国広東省深●(=土へんに川)市は10日までに「デジタル人民元」を市民に配布すると発表した。中国人民銀行(中央銀行)と連携した試験運用の一環として、実際にスマートフォンで使ってもらうという。国営通信の新華社などが報じた。
人民銀は既に中国各地でデジタル元の試験を進めているが、実用化を見据えさらに踏み込んだ形だ。中央銀行デジタル通貨(CBDC)をめぐっては、中国主導を警戒する日米欧も導入に向けて作業を加速しており、今回の取り組みは関心を呼びそうだ。
配布総額は計1千万元(約1億5700万円)。抽選で1人当たり200元を配る。専用のアプリをダウンロードして使う。
期間は12~18日で、市内の一部地域の3千を超える店舗での支払いに利用できる。支払いの際には、一般的なキャッシュレス決済のようにインターネットにつなぐ必要はないとしている。(共同)
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